第三十九夜:キラキラとドラマチックにはワケがある

みなさんはカメラの「露出補正」って使っていますか?

「いつもオートです」っていう方は、この際ですから「オート撮影」から卒業して、家族や友人たちに少しだけ差をつけちゃいましょう(笑)

露出補正とは?

カメラが決めた露出に対して、撮影者が(露出を)補正することです。

覚え方としては、

A)白っぽい被写体 → 反射が強い → プラスの方へ回す

B)黒っぽい被写体 → 反射が弱い → マイナスの方へ回す

たとえば、あたり一面が雪!っていう場所で撮影する場合だと「反射が強い」ので、露出補正をプラス1.5~2くらいにするといい感じに撮れます。

CONTAX T2だと、このつまみを回して調整します。

CONTAX T2 露出補正
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逆に、裸電球1つが灯っているような薄暗いところで撮影する場合は、マイナス1~1.5くらいで撮影するとよいです。

薄暗い場所でなくても、何か黒っぽい被写体を撮影しようとすると反射が弱いのでカメラが「暗い」と判断してしまいます。なのでこの場合も、露出補正をマイナスにします。

カメラ任せで適正な露出を得ることもできますが、状況によってはうまく写らないことがあるんですよね(苦笑)そういうときは、露出補正を使うといいですよ。

最初は詳しい原理を知る必要はないので、だいたい理解したら、あとは実践あるのみです。

逆光と露出補正でキラキラさせる

ではさっそく、逆光を利用してキラキラした写真を撮ってみましょう。

太陽が入るようにレンズを向けるんですが、AF(オートフォーカス)だとピントが合いにくいので、マニュアルフォーカスにして手動でピントを合わせるといいです。フィルムは100~160を使います。

露出補正せずに撮影すると、カメラが「まぶしい!」と判断してアンダー(暗く)に写ります。

たとえば、こんな感じですね。光ってはいますけど、アンダーです。

キラキラした写真 ※クリックで拡大

露出補正をプラスにしてみましょう。キラキラを強調したければ、思い切って+3とか大きく補正してみてください。カメラによっては+2までしか補正できない場合もあります(苦笑)


上の写真は、露出補正をどれぐらいにしたのかはっきりと覚えてないんですが、確か、2くらいだったと思います。ゴースト(絞った時の羽の形)が薄っすら出ているのが見えますかね?

露出補正の数値は、いろいろ試してみると面白いですよ。

ドラマチックに切り取る

先ほどは「プラス」に補正したので、今度は「マイナス」に補正して、マジックアワーや夕暮れ時の空をドラマチックに撮影してみましょう。

夕暮れや日没の撮影はシャッタースピードを遅くする必要があります。なので、どうしても「手ブレ」を起こしやすくなります。

三脚を使う方もいらっしゃると思いますが、私やソルトさんは使いません。そのへんにある電柱とかコンクリート塀とか、自分の体を使って固定します(笑)フィルムは400以上がよいですね。

何も補正しないと、ちょっと眠い感じがしますよね。

9352673488_65994a820f_b※クリックで拡大

なので、露出補正を-1で撮影します。


私も初めはそうでしたけど、露出補正に自信がなければ、全部の露出補正の数値で撮影しておくことをオススメします。それをメモっておけば完ペキです。次に撮影するときの参考になりますよね。

どうでしたでしょうか。

露出補正を使えば、今までとは少し違った写真が撮れるようになります。

難しいことなんかありません。

撮影していくなかで、自分が好きな度合いを見つけていくのも楽しみの1つです。

ぜひトライしてみてくださいね。