第八十七夜:「食べかけ」と「食べた後」を撮影すると動きが出るか

以前もどこかで書いたかもしれませんが、食べ物や料理の写真を撮るのって実は結構難しい。
プロの人でもいろいろと工夫をしていますよね。

ライティング一つで、かなーり印象が変わってしまうし、
料理って動きがないから「ただ撮っただけ」になりがち。
全然おもしろくなかったりします(苦笑)

なので、運ばれてきた直後の完ぺきな状態よりも、
少し食べた後、もしくは食べ終わったあとの写真を撮ると
雰囲気が出て面白いです。

料理の写真 ダメな例

ただ撮影しただけのつまらない例(苦笑)

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うどんだけをアップで撮ればもっとマシな写真になりますね。
これだと何を撮りたかったのかわかりません。

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これも、ただの記録写真ですね。
自然光で雰囲気は出ていますが面白くないです。
やはりもう少し寄って撮影すればマシになったかなと思いますが。

食べ終わった後の写真には哀感がある

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写真の投稿サイトで意外と人気だった1枚。
私も気に入っています。
いろいろと想像が掻き立てられます。

こういう写真を撮っていると周りの目線が気になるかもしれませんが、
海外だとへっちゃらです。
ぜひ、食べ終わった後のお皿も写真に撮ってみてください。

食べかけの写真を汚いと思うか?ストーリーがあると思うか?

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混ざりあった色とか、スプーンによって入った柔らかな亀裂とか、
美しいなと思ってしまう。
なんとなく、動きを感じません?

たとえば、ケーキ。

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これをフォークで少しだけ削ったあとだと、こうなる。

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色かぶりはおいておいて(苦笑)

途中でお腹いっぱいになったのか、時間がなくてお店を出てしまったか。
もう少し寄って、断面を撮れたらよかったな。

飲み物編

必ずしもカップに注いでなくてもいいんです。

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「温度」を感じませんか?
部屋の電気は消して、窓からの光だけ撮影したので、「失敗した~」と思ったんですが、
現像してみたら案外いい雰囲気に撮れていました。

尾道 やまねこカフェ

飲みかけのアイスカフェラテ(多分)。
赤いストローがアクセントになっています。

これも以前何かの記事で書いたんですが、お店に入ったらできるだけ
窓の近くとか、太陽の光がはいる席に座るのがいいです。
ちなみに、お店の人に店内で写真を撮っていいか聞いておくと
撮影に集中することができます。

今のところ、断られたことないですけどね。
カフェや茶屋でも、稀に撮影禁止のお店があるので注意してください。

いかがでしたか?
料理をただパシパシ撮るんじゃなくって、色や光、グラスの反射などを
考えながら撮影するのもたまには楽しいですよ。

いい写真が撮れるまで何度もお店に通っていると、
そこのお店の常連にもなりますしね(笑)
いや、ほんとほんと。

そういった小さなことを楽しめるかどうか。じゃないかなと思うんですよね。