第四十二夜:フィルムを海外に持っていくときの注意点

この間、部屋の片付けをしているときに、こんなものが出てきました。

X線防御用バッグ
「X線防御用バッグ」です。

空港でのX線チェックによるフィルムの感光を防ぐための袋で、ざっくり言うと鉛でできています。X線からフィルムを守ってくれるというものです。

ですが、この袋、結局1度しか使いませんでした。というのも、それよりも確実な方法が見つかったからです。

フィルムを海外へ持っていくときに一番いい方法は?

ジップロックに入れたフィルム
フィルムをケースごと透明の袋(私はジップロックを使います)に入れて、表面に「Hand Inspection(ハンドインスペクション)」と書いておき、手荷物として機内持ち込みにしましょう。

で、X線チェックの際に「Hand inspection please(ハンドインスペクション、プリーズ)」と検査員に伝え、X線を通さずに検査員の目と手で検査をしてもらうのが一番よいです。

正直、これ以上確実な方法はありません。

中には「大丈夫大丈夫」と言って聞いてくれないこともありますが、まあ、そこは状況に応じて食い下がるか、諦めるかはお任せします(苦笑)私は食い下がったこともありますし、諦めたこともあります。

食い下がった結果、30本ちかいフィルムすべて、フィルムケースから出して検査されたことがあります。このときは、さすがに飛行機に乗り遅れるかと思いました。

また諦めた結果、ISO1600のフィルムが感光していたこともあります。もう笑うしかありません。撮影したほとんどの写真が白くなっていました……。高感度フィルムは特に注意が必要です。

どちらにしても、必ず「手荷物」として機内持ち込みにしましょう。

もっと詳しく知りたい方は、富士フイルムのフィルム110番-空港でのX線検査-を参考にしてみてくださいね。

フィルムの保存はこうしてます

ついでに。普段のフィルムの保存の仕方をご紹介します。

タッパーに入れたフィルム

フィルムは箱から出して、画像のような百均で購入したタッパーに並べて入れます。蓋に名称、ISOなどを記入すると便利です。書けないものに関しては面倒なんで無視ですが(苦笑)

試写用・装填練習用のフィルムには使用期限を書いておくと間違って使うこともないです。

保存は野菜室に。フィルムは生ものです。少しでもダメージを少なくするために冷蔵庫(野菜室がいいという話しをどこかで聞きましたが、根拠はわかりません)で保存したほうがよいです。

最近ではフィルムもなかり高額になってきました。

海外へ行くときにも、可能な限りX線を通さずに検査官の手と目で検査してもらい、大切に保存して使用期限内に使いたいですね。