第六十八夜:多忙だと心が鈍くなります

ベルギー オステンド
ここのところ馬鹿みたいに忙しく、家にこもりっぱなしだったので少しばかり写真撮影に行ってきました。

自分だけの「場所」を自分のペースで探しながら歩いて、立ち止まり、しゃがみ込んで、空の青さと銀色に輝く雲に驚いて。シャッターを押す瞬間、息を止める。

それが心地よくて、やっぱり写真を撮っているときは、何もかも忘れますね。

なのに、楽しければ楽しいほど現実とのギャップに違和感を感じている自分がいて。

いい歳して、あれこれ悩んだり、凹んだり、かと思えばテンション上がったり、大声で歌ってみたり。完全に頭おかしいキモいヤツなんですけどね。いつまで経っても成長しないなあって思います。

とても長い時間が流れて、歳をとって。

ただの記憶になってしまったことも、わたしが知らないことも。

本当にたくさんの、書ききれないくらいたくさんのことがあって。

今さら言葉なんてないんですけど。

自分が存在しているという不思議を誰かに話したいと思うことがあるんですよね。