第七十二夜:写真と病熱

観覧車の写真

最近、調子が悪いです。腕が、感覚が鈍っています。いい写真が撮れない。

凡人で、才能がないと言われても、怯めるほど賢くはないので「写真をやめる」という選択肢はないわけですが、こうも思ったような写真が撮れないことが続くと「そろそろ潮時かしら」なんて思うこともあります。

こんな最低な気分でも、写真とカメラに愛されていたいと願ってしまう。

些細なきっかけから炎症が起きて、それが微熱みたいにまとわりついてくれれば。しばらくはそれで思考が回り、私の心と頭はがらんどうになるんだけどな。

この歳になると、好きなことが少なくなって、苦手なことが増える。

言いたいことが増えて、言えないこともたくさん増えるんだよね。

どこにも行けない自分をどうする?