第七十六夜:ハーフサイズカメラ BELL&HOWELL DIAL35

今回ご紹介するカメラは BELL&HOWELL DIAL35 です。ハーフサイズカメラの奇抜デザイン代表でもあります。まるで昔の電話機みたいですよね。

BELL&HOWELL DIAL35 全体

外国のカメラマンにも愛用されていたダイヤル35

メーカーはキヤノンですが、私が持っているのはアメリカの映画機材などを扱う大手メーカー、 BELL&HOWELL 社製で、キヤノンが北米市場向けに生産したOEMです。もうこれがどうしても欲しくて、結構探しました。

大きさも、機能も同じなんですけどね(苦笑)なんでしょう。あの、レコードやCDで収録曲も一緒なのに、ジャケットが違うだけ買ってしまうってやつです。

このBELL&HOWELL 社製、ニッチまではいかないと思うんですけど、簡単には手に入らないかもです。

国内生産分にはソフトケースが付属していましたが、北米向けにはハードケースが付いています。
これがまたギターケースみたいでカッコいいんですよ。

BELL&HOWELL DIAL35 ケース
こんな一見おもちゃのようなカメラですが、スペックは意外とベテラン向け。距離目測のフォーカシングやマニュアル露出だったりと実質的。

BELL&HOWELL DIAL35 アップ画像
DIAL(ダイアル)という名前の由来でもある10個の円形レンズのうち、実際に使用されているのは7個だけで、あとは飾りです(笑)いいですねぇこの遊び心。

BELL&HOWELL DIAL35 中

少し見えにくいのですが、フィルムが縦送りなんですね。なので、ハーフサイズなのに横位置画面になります。今では入手が困難な水銀電池ですが、なくてもマニュアル絞りで撮影できます。

BELL&HOWELL DIAL35 ぜんまい部分

このノブ、本当はゴムのグリップなんですけど取れちゃって、つるっつるなんですよね。特に困ることはないのでいいんですけど。

なんでも、オリーブ色をした幻の試作機が存在するようですが、量産されていないので世の中には出ていないんでしょうね。全天候型カメラとして企画された異色機を一度見てみたいものです。

作例