第九十夜:写真は性別も年齢も、国境さえも超える

写真を撮り始めた頃は、自分の写真を誰かに見せるなんて
考えただけで恐ろしかったけど、しばらくすると
「この写真は外から見るとどんな感じなんだろう」と思うようになりました。

「こんな写真じゃダメだ……」とへこむ反面、
「たくさんの人に自分の写真を見て欲しい」と。

実はこの心境の変化こそ、成長した証拠であり、
次の新しい自分に変わりつつあるサインでもあるんですよね。

世界中の人に自分の写真を見てもらう

それで思い切って始めたのが、Flickrでした。

オランダ デルフト フィルムカメラで撮影

2011年5月 オランダ デルフトにて

Flickrで写真を公開すると、いろんな国の人からコメントをもらいます。

年齢や性別、住んでいるところは関係ありません。
もちろん、英語でのコメントもありますが、
別に難しい話しをしているわけではないので
英語が苦手な方はGoogle翻訳で十分です。

で、しばらく経つと、あることに気が付きました。

自分が「渾身の1枚」と思っている写真ではない写真のほうが人気
だということ。

これには、参りました(笑)

極稀に「これ、よく撮れた!」っていう写真を気に入ってくれる人もいますが
まあ、でも、たいていは、そうじゃないことのほうが多いです(苦笑)

そこが写真の面白いところなんですけどね。

写真を公開することで生まれた副産物

私はコミュニティとか、そういう「集まり」のようなものが得意ではないので
Flickr内でも積極的にコメントをすることはなくて、写真好きな人のブログを探して
コミュニケーションを取るようなこともほとんどしません。

なのでSNSも長続きしない(苦笑)

だけど、たまにあるんですよね。

写真やカメラを通して、ごく自然につながる人。

実際にお会いしたことのある方もいますし、毎年年賀状をくれたり、
お手紙とともに果物などを送ってきてくれる方もいます。
カメラを貸してくださったこともありました。

ポルトガルの方から「写真をサイトで紹介させてくれ」と
ちょっとしたインタビューを受けたこともあります。

keepthegoodworkgoing

KEEP THE GOOD WORK GOING
(この中のどこかにいます(笑))

海外のカメラウィキペディアのようなところから、
「カメラの写真を使わせてくれ」と頼まれたこともありました。

自分の写真を通して、まさかこんなふうに広がっていくとは
思っていなかったので、素直に嬉しかったです。

写真を公開することのメリットとデメリット

今だと、WordPressで簡単に自分だけのポートフォリオサイトが
つくれます。撮りためている作品があるのであれば、
サイトをつくるのもいいですね。

Flickrとリンクさせれば、双方向でいろんな人から見てもらうことができます。

自分の写真がどんなふうに見られているのかを知ることができるし、
別の視点からの発見もあります。

何気ないコメントの中に、写真撮影に対してのヒントを
見つけることもあります。

写真は人に見られることで、うまくなっていくので
臆せず、どんどん発表していかれるといいと思います。

そのためにも、WordPressなどで拠点となるサイトを持つというのは
はじめの一歩ですね。

そんなに神経質になる必要はないけど……

デメリットって、あんまりないような気もするんですが、
あえて言うなら「写真が勝手に使われてしまう」ことです。

なので、自分の顔や子どもの写真を公開するときには
一応注意してください。

特に海外のサイトで多いんですが、「(掲載を)やめてね」と言っても
応じてくれないことはよくあります(苦笑)

なので、使われたくない写真は、
右クリックでデスクトップに保存できないようにする、
(このブログの写真は一部、
デスクトップにコピーできないようになっています)

バリ島 lomo
2005年9月 バリ島にて

写真に撮影者の名前やサイト名を入れる
(私は面倒なので入れていませんが)などの対策を。

とは言え、
思っている以上に、自分の写真は見られていません(笑)いや、ほんとに。
そんなに神経質になる必要もないかなと個人的には思います。

あとは、著作権だとか肖像権だとか、いろいろと問題はありますが、
普通に撮影した写真であれば、そんなに心配する必要はありません。

そのあたり、気になる方は、以下のサイトを参考にされてみてくださいね。
肖像パブリシティ権

写真の著作権・肖像権などについて弁護士に聞いてきたぞ!