第113夜:プロっぽい写真を撮る方法

こんばんは。店主のシュガーです。

仕事をしていてふと思ったんですが、「書くこと」と「写真を撮る」ことってとても近い。

以前、翻訳講座の先生から「◯◯さん(私のこと)は写真をされるからブログでの写真の使い方や、文章を書くときの切り取り方がうまい」と言われたことがあります。

そのときは、なんのことか分かりませんでした。

◯◯することでしかうまくならない

私の写真や文章がうまいかどうかは別として。
文章は「書く」ことでしかうまくならないと思っていて、写真も「撮る」ことでしかうまくならないと思っています。

たまに知り合いや友人から「いい写真を撮るコツってなんなの?」「もっと上手に写真が撮れるようになりたいんだけど」と言われることがあって。

でも、はっきり言って「いい写真」や「上手な写真」については説明ができません。
「これがいい写真です」なんてありませんから。
みんなそれぞれにいいと思う被写体や構図があって、好きな写真家がいて。
いろいろと真似してみたりするかと思います。でも、それはあくまでも「真似」だから、自分のスタイルを探さないといけないわけで。あ、無理に探さなくてもいいんですけどね(苦笑)

では、どうすればいいのか?
繰り返しますが「写真を撮り続ける」ことでしかうまくならないんです。
文章も然り。「書き続ける」ことでしかうまくなりません。

でも。
あることをするだけで、文章も写真もグンとプロっぽくなる方法が1つあります。

写真も文章もプロっぽくなるたった1つの方法

それは「切る」ことです。

写真を撮るときに、
「あ、あれも入れて撮影したいな」「全体を撮りたいんだよねー」とか「ここを入れるとカッコイイかな」とか思うじゃないですか。そういうものを全部切っちゃいましょう。
そうすれば、写真がプロっぽく見えます(笑)

たとえば。※使用カメラ:Nikon EM レンズ:Voigtlander(たぶん)

サンプル1

大崎下島 若長 限定ランチ

 

トリミング後

FH000009_トリ後

 

サンプル2

FH000025

 

トリミング後

FH_トリ後

 

サンプル3

FH000024

 

トリミング後

抹茶とフィルムカメラ トリミング後

 

どうでしょうか。余分な部分を切るだけでも、だいぶ見え方が違いますよね。
もちろん好き嫌いがあるので「これが正解です」とは言えないところが難しいんですけど。

※私もソルトさんも普段、撮影後のトリミングはほとんどしません

切る・省くことで無駄をなくして、リズムをつくる

ライティングに置き換えると、「この言い回しは我ながらよく思いついた」
「この描写はうまく説明できたぞ」っていう部分を思い切って省いちゃいましょう。
ついでに説明しなくても意味がわかる部分はとにかく切る。

どんどん切って、どんどん省くことで文章がグッと締まります。
そうすると無駄がなくなり、読んだときのリズムが良くなるんです。

不思議なもので、読みやすくてリズミカルな文章は、少しくらい誤字脱字があっても、
”てにをは”が変でも、面白く感じるものなんですよね。

写真1枚1枚をみてリズムを感じるのはちょーっと難しいかと思いますが、写真集だとどうでしょうか。
紙の写真集でもWEB媒体でもいいんですが、見せる写真の順番や並びってとても大事ですよね。
その中に無駄な、どうでもいい写真(これも受け手によるので微妙なところですが)が混ざっていると
途端にリズムが失われてしまいます。

撮影後にPhotoshopなどの画像処理ソフトで切ってしまうのもいいですが、
できれば撮影時に少し意識してみると良いかと思います。
なんて言っていますが、上のサンプルのようにまったく意識せずに撮影することもしばしば(苦笑)

方法はこれだけではありませんが、とりあえずお金をかけずに、すぐにでも実践できるのでお試しくださいね。